バーネット投資法
「バーネット法」は、マネジメントシステムで、始めに1掛けて勝ったら3、2、6と掛けていくベッティングシステムです。
6で勝った場合は、また最初に戻り1から掛けていきます。
負けた場合はその時点で1に戻って再度同じように掛けていきます。
1回目に負けた場合は-1,、2回目に負けた場合はトータルで-2、 3回目に負けた場合はトータルで+2、4回目で負けたら±0となります。すべて勝った場合は+12となります。
負けた場合はそれほどリスクもないですが、勝った場合でも極端に利益が動くタイプの投資法ではないのが1つの特長です。
投資表
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | |
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勝敗 | × | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | 〇 |
掛金 | 1 | 1 | 3 | 1 | 3 | 2 | 1 | 3 | 2 | 6 |
敗北時損益 | -1 | -3 | -2 | |||||||
累計利益 | -1 | 0 | -3 | -2 | 1 | -1 | 0 | 3 | 5 | 11 |
1から始めて負けたときを1セットとして表を見ていただくと、理解しやすいと思います。
上記表で言うと左から、掛け金1が1セット、掛け金1.3が1セット、掛け金1.3.2.6が1セットとなります。
4連勝での勝ち金が非常に大きいですので、流れを読みながら連勝が多いと判断出来るようなタイミングで、このシステムを使うと効果的です。
「バーネット法」の弱点
負けたときにもそれほどマイナスにならないのですが、勝ったときに大きい利益が出ないという欠点があります。連勝がくる場合に効果が発揮されます。
FXへの応用
「バーネット法」をトレードに利用することにより、トータルで利益を得ることが可能です。
・通貨ペア=全ての通貨ペアで可能
・スプレッド=3.0以下推奨
「1326法」である、1単位→3単位→2単位→6単位を使用します。
FXでは、1万通貨→3万通貨→2万通貨→6万通貨とトレードをします。
決済数値は、100pips・75pips・50pips・その他から選択し、OCO決済注文で設定します。
利確と損切りの数値は、1:1に設定します。
どの時点でも負ければ1万通貨からスタート。
4連勝したら、1万通貨からスタート。
これを繰り返します。
<One Point>
・「バーネット法」は、2連勝さえすれば、その後はどこで負けてもトータルではプラスになります。
この方法は、4連勝のあとは掛け金を1に戻すという流れで行います。
・「バーネット法」で、トレードに際するエントリーは、各自の判断です。
エントリーは、各種トレードを組み合わせるなど工夫してお使い下さい。
・買い又は売り、どちらでもトレード可能です。必ず、エントリー後に利益確定と損切り設定をして下さい。
・1万通貨→3万通貨→2万通貨→6万通貨を1セットと考えます。
そのため、1セットの途中で50pips、100pipsとバラバラに決済数値設定を変えないで下さい。トータルでの損益バランスが崩れます。
1セットに関しても10セットは、同じ数値での決済pipsとして継続される方が、トータルでの損益バランスが良くなります。
・1000通貨も使用出来ます。
その時は、1000通貨→3000通貨→2000通貨→6000通貨でトレードをします。
・1万通貨→3万通貨→2万通貨→6万通貨のトレード途中で通貨ペアを変えて問題ありません。
<Check Point>
・毎回大きく勝つことは出来ませんが、損失も小さく済みます。
余程、エントリー位置の失敗が続く様なトレードを行わない限りは、中長期での利益効率は非常に優れています。
数か月単位のトータルでの勝率としては、優れた投資法です。
・1-3-2-6 プログレッションは、1-2-3-5 プログレッションを改良したもので、発案者のバーネットは、以下の 3 通りを用いていました。
4-12-8-24
3-9-6-18
2-6-4-12
最初は 4-12-8-24 で始め、負けが続くと 3-9-6-18, 2-6-4-12 と賭金を減らしたそうです。
・トレードや為替相場の波を読み、タイミングを見計らってこのシステムを使うと効果的です。
・1000通貨やデモトレードなどで有効性を確かめた上で、実際にトレードされることを推奨します。