31 ソフトシステム

「31 ソフトシステム」は、勝率約50％、配当が2倍以上のものに有効です。

(1,1,1,2,2,4,4,8,8)という数列を使用します。

この数列を構成する数字の合計が31 であることから、31 システムと呼ばれています。

9 回勝負の間に一度2 連勝すれば利益を得られる投資法です。

ルールは、「31 システム」と全く同じです。
但し、2 点だけルール内容が追加されます。

1)最大掛け金の16 がレバレッジ1 倍の資金範囲であること。

2)最後の数列8(d-2)のエントリーでは、AUD/JPY 又は、円をキャリーとした高金利通貨ペア＝○○/JPY を使用し、買いでトレードをします。

その際に利益確定は、設定した数値通りに指値注文を入れます。
逆に損切りはしません。

高金利通貨ペアを使用することにより、長期保有になった時は、スワップ金利で為替損益をフラット化するのを待ちます。

これにより、最後の8(d-2)の負けを無くし、必ず利益がプラスで終了することが出来ます。

最後の8(d-2)まで負けることは、確率的にそれ程ありません。

しかし、為替相場に絶対はありません。
何よりも最後の8(d-2)まで負けることを防ぎ、いち早く連勝することが大事です。

トレード例
(1,1,1,2,2,4,4,8,8)

「ウェスト・コースト・プログレッション」

上記では、11 回目と12 回目がレバレッジ1 倍の部分です。

AUD/JPY 又は、円をキャリーとした高金利通貨ペア＝○○/JPY を使用し、買いでトレードをします。

つまり、11 回目と12 回目の2 回行なう必要があります。

「31 ソフトシステム」の弱点

「31 ソフトシステム」は、連勝出来ずに最後の8(d-2)で到達すると、長期戦になることも予想されます。
さらに、レバレッジ1 倍の資金があることが条件です。
これにより、損失のリスクを抑えます。

最後の8(d-2)まで到達することは、余程のことが無い限りはありませんので、トレードや為替相場の波を読み、タイミングを見計らってこのシステムを使うと効果的です。

FX への応用

「31 ソフトシステム」は、マネジメント方法の中でも、負けるリスクを無くした投資法です。
FX へ応用することにより、勝利への可能性や高い戦術が出来ます。

• 通貨ペア＝全ての通貨ペアで可能
• スプレッド＝3.0 以下推奨
• 最大掛け金の16 がレバレッジ1 倍の資金範囲であること。

FX では、1 を1 万通貨、2 を2 万通貨・・・・と置き換えてトレードをします。

決済数値は、100pips ・75pips ・50pips ・その他から選択し、OCO 決済注文で設定します。

利確と損切りの数値は、1：1 に設定します。

FX で、「31 ソフトシステム」のルールをそのまま利用します。

<One Point>

・「31 ソフトシステム」では、トレードに際するエントリーは、各自の判断です。
エントリーは、各種トレードを組み合わせるなど工夫してお使い下さい。

・買い又は売り、どちらでもトレード可能です。必ず、エントリー後に利益確定と損切り設定をして下さい。

・2 連勝した時又は、数列の最後の8 単位で2 連勝した時が1 セットと考えます。
そのため、1 セットの途中で50pips、100pips とバラバラに決済数値設定を変えないで下さい。
トータルでの損益バランスが崩れます。

1 セットに関しても10 セットは、同じ数値での決済pips として継続される方が、トータルでの損益バランスが良くなります。

・1000 通貨も使用出来ます。
その時は、1 を1000 通貨、2 を2000 通貨・・・。と置き換えてトレードをします。

・1 セットのトレード途中で通貨ペアを変えて問題ありません。

<Check Point>

・トレードや為替相場の波を読み、タイミングを見計らってこのシステムを使いと効果的です。
重要なことは、如何にして素早く連勝し抜け出すことが出来るかです。

・毎回大きく勝つことは出来ません。
エントリー位置の失敗が続く様なトレードを行わない限りは、最後の数列8まで負けることは、中々ありません。

・最大掛け金がレバレッジ1 倍の資金範囲であれば、(1,1,1,2,2,4,4,8,8)を(2,2,2,4,4,8,8,16,16)にすることも可能です。
独自に変更して自分なりの投資法を作ることも出来ます。

・「31 システム」のルールを覚えた上で、「31 ソフトシステム」をお使い下さい。

・1000 通貨やデモトレードなどで有効性を確かめた上で、実際にトレードされることを推奨します。