グッドマン投資法
「グッドマン法」は「1235法」とも呼ばれ、勝ち続けたときに、掛け金を1、2、3、5、5、5、5・・・と掛けていきます。
勝ち続けた場合でも5が最大の掛け額です。
この方法は、大きな勝ちは見込めませんが、リスクも小さくて済みます。
4連勝すれば、5回目に負けてもトータルではプラスになります。
4連勝以上が何回も続くような流れですと非常に効果を発揮します。
途中で負けた場合は、その時点で1に戻って再度同じように掛けていきます。
1回目に負けた場合は-1、 2回目に負けた場合はトータルで-1, 3回目に負けた場合はトータルで+0、4回目で負けたら+1となります。5回目以降は、+利益が急激に増えていきます。
負けた場合はそれほどリスクもないですが、勝った場合でも極端に利益が動くタイプの投資法ではないのが1つの特長です。
損切りラインや勝ち逃げラインを決めておけば一日の勝ち金、負け金が非常に読みやすい戦略ともいえます。
投資表
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝敗 | × | ○ | × | ○ | ○ | 〇 | ○ | ○ | ○ | × |
掛け金 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 3 | 5 | 5 | 5 | 5 |
敗北時損益 | -1 | -2 | -5 | |||||||
累計利益 | -1 | 0 | -1 | 0 | 2 | 5 | 10 | 15 | 20 | 15 |
連勝しているときに負けたとしても、1セットでの負けたときの損失が少ないですので、それほどリスクはありません。
また4連勝してから負けると6の儲けになります。その後は5ずつ利益が積み上がっていきます。
この方式ですと、10連勝すると、1+2+3+5*7-5=40 儲かることになります。
逆にこの利益を減らすためには40セットマイナスになる必要がありますので一度このような大きい連勝をしてしまうと、ずっと続けていても負けにくい非常にディフェンシブな投資法です。
「グッドマン法」の弱点
負けたときにもそれほどマイナスにならないのですが、連勝しないとに大きい利益が出ないという欠点があります。連勝が続き、掛け金が5になると効果が発揮されます。
FXへの応用
・通貨ペア=全ての通貨ペアで可能
・スプレッド=3.0以下推奨
「1、2、3、5、5、5、5・・・」である、1単位→2単位→3単位→5単位→・・・を使用します。
FXでは、1万通貨→2万通貨→3万通貨→5万通貨→・・・とトレードをします。
決済数値は、100pips・75pips・50pips・その他から選択し、OCO決済注文で設定します。
利確と損切りの数値は、1:1に設定します。
どの時点でも負ければ1万通貨からスタート。
連勝し、掛け金が5になれば、それ以降も5万通貨を負けるまで繰り返します。
<One Point>
・「グッドマン法」は、4連勝さえすれば、その後はどこで負けてもトータルではプラスになります。
この方法は、連勝が続くほど利益が出る仕組みで、4連勝以降は、マイナスになることが無いため積極的にエントリーを続けることが出来ます。
・「グッドマン法」で、トレードに際するエントリーは、各自の判断です。
エントリーは、各種トレードを組み合わせるなど工夫してお使い下さい。
・買い又は売り、どちらでもトレード可能です。
必ず、エントリー後に利益確定と損切り設定をして下さい。
・1万通貨→2万通貨→3万通貨→5万通貨→・・・負けるまでを1セットと考えます。
そのため、1セットの途中で50pips、100pipsとバラバラに決済数値設定を変えないで下さい。トータルでの損益バランスが崩れます。
1セットに関しても10セットは、同じ数値での決済pipsとして継続される方が、トータルでの損益バランスが良くなります。
・1000通貨も使用出来ます。
その時は、1000通貨→2000通貨→3000通貨→5000通貨→・・・でトレードをします。
・1万通貨→2万通貨→3万通貨→5万通貨→・・・のトレード途中で通貨ペアを変えて問題ありません。
<Check Point>
・「グッドマン法」は、非常に堅い戦略です。
負けが多くても大負けはしませんが、買ったときも大勝ちはしません。
・トレードや為替相場の波を読み、タイミングを見計らってこのシステムを使うと効果的です。
・1000通貨やデモトレードなどで有効性を確かめた上で、実際にトレードされることを推奨します。