IFO注文手法

IFO決済注文について

IFO注文手法はUSD/JPYを使って安定的に利益を積み重ねるトレード手法です。

予め決めたUSD/JPYの為替レートでエントリー注文を予約発注します。エントリーが行われれば、自動で利確と決済注文が行わます。

IFO注文をトレードで使用する方法を紹介します。

通貨ペア

IFO決済注文のトレードではUSD/JPYを使用します。

使用FX社

USD/JPYのスプレッドが0.3pips以下のFX社を選択します。

IFO注文が使用できるFX社を選択します。

IFO注文とは

IFO注文とは、新規の予約エントリー注文と利益確定注文、損切り注文の3つを同時に行う注文方法です。

例えば、USD/JPYが100円になれば買い注文を発注して、101円で利益確定。99円で損切り。

以上の3つの注文が同時に行えます。

新規発注と同時に利確と損切り

新規注文と利益確定、損切りが一度に発注できて便利な機能です。

予め、トレードのシナリオを想定して、この値段まで価格が上昇すれば買い、上昇すれば売り、下降すれば売り、下降すれば買いの新規注文ができます。更に、プラスして利確と損切りの決済注文も発注できます。

トレード概要

IFO注文手法では、通貨ペアをUSD/JPYのみ使用します。他の通貨ペアは使用しません。

IFO決済注文では、小さな利益を繰り返します。そのため、最もスプレッドが狭い通貨ペアのUSD/JPYが必要になります。

USD/JPYは、.00円単位の値動きに近づくと一気に価格レートを超える性質があります。

例えば105.00円や106.00円などです。104.98円まで為替レートが上昇すれば、105円を超える割合が高いです。同じように105.98円まで為替レートが上昇すれば、106円を超える割合が高いです。

逆に、105.02円まで為替レートが下降すれば、105円を超える割合が高いです。同じように106.02円まで為替レートが来れば、106円を超える割合が高いです。

こういったUSD/JPYの性質を利用して、トレードに活かします。

為替レートの節目節目の数字に近づくと一旦は一気に数値を超えます。

トレード方法

USD/JPYで1円単位の節目数値にIFO決済注文を入れます。

詳しく解説すると、現在の為替レートから±1円の部分から最初にある節目の数値にIFO決済注文を入れます。

例えば、現在のUSD/JPY為替レートが111.50円だとします。±1円は、112.50円と110.50円です。
ここから最初にある節目の数値は、それぞれ113.00円と110.00円です。

  • 買いのIFO決済注文を112.98円にします。
  • 売りのIFO決済注文を110.02円にします。

決済注文

IFO注文の利益確定と損切りは±5pipsにします。

トレード例

USD/JPYの現在の為替レートは、99.80円です。

±1円は100.80円と98.80です。

買いのIFO注文

  • エントリー100.98円
  • エグジット101.03円
  • ロスカット100.93円

売りのIFO注文

  • エントリー98.02円
  • エグジット97.97円
  • ロスカット98.07円

注意事項

USD/JPYのIFO注文をする際は、現在の為替レートから必ず±1円以上の位置にしてください。

節目の数値を一度超えると、効力はなくなります。次の節目は±1円後です。トレードルールは遵守してください。

検証結果

IFO決済注文を使用して実際にトレードで検証してみました。

概ね勝率は60~70%程を維持して、安定しています。

1回目
2回目
3回目 ×
4回目
5回目
6回目
7回目 ×
8回目
9回目 ×
10回目 ×

ドル円の為替レートは、節目節目の数値を一旦超える傾向があり、これを上手く利用すれば安定したトレードが可能です。

トレードする際は、時間や場所を選びませんので、機械的に注文できて、後は放置するだけで結果を待つだけです。

何度も注文できるため、システムトレードに近いトレード設計になっています。

節目節目の数値は、ドル円に限って意識されやすく、重要なポイントとなります。

全体的なトレード回数は少なく、1日のエントリーチャンスは1回程度です。

そのため、何回もトレードしたい方にとっては、物足りないかもしれません。

しかし、先程述べた通り、堅実に安定してトレードが行えるため、いざという時の鉄板トレード手法として、持ち合わせておくべきです。

最初の内は、1000通貨や1万通貨で十分に練習や検証してから始めてください。慣れてくれば、10万通貨や100万通貨などを使用して、トレードを行えば利益率もアップします。

まとめ

IFO注文手法は、時間を選ばずに手軽にできるため、忙しい人に合うと思います。また、IFO決済注文を行えば、後は自動で決済が行われるため、トレードのストレスもありません。

頻繁に回数を重ねるトレードができる訳ではありません。しかし、節目節目の為替レート数値を使用するため、勝率は上がります。

また、IFO注文で予めエグジットとロスカットを5pipsで設定しているのでリスクが限定されます。

少ないトレード回数でしっかりと利益を積み上げて安定的にトレードができます。

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