ナンピン手法

検証結果

トレードの有効性を検証

<例>AUD/JPY・78円・ロング後に77円まで下降

①パターン1 「FXナンピン手法」

77円まで下降したため、1ロット買い増しました。
A、77.50円で±0pipsになり決済又は78円で+100pipsになり決済。
B、さらに下降したものの、買い増しを重ね±0pips以上になり、決済。

②パターン2 「一般トレード」

77円まで下降したため、▲100pipsで損切り決済。
さらに下がると思い今度は売りでエントリーしました。

A、上手く下降し始め76円で±0pipsになり決済。
B、しかし上昇し始め78円で▲200pipsになり損切りしました。

③パターン3 「一般トレード」

77円まで下降したため、▲100pipsで損切り決済。
さらに下がってから買い増そうと思いました。

A、上手く下降し始め76円で1ロットロング、その後77円で±0円になり決済。
B、上手く下降し始め76円で1ロットロング、その後78円で+200pipsになり決済。
C、しかし上昇し始め77.50円で1ロットロング、その後78円で▲50pipsになり決済。
D、しかし上昇し始め77.50円で1ロットロング、その後78.50円で±0pipsになり決済。

以上のように考えるとパターン①の「FXナンピン手法」は最も有効性があると判断出来ます。

通貨別収益率・期間利益表

通貨別収益率

通貨別の収益率を円グラフ化したものです。

通貨別の収益率

通貨ペアの3ヶ月間の利益を折れ線グラフ化したものです。
(1万通貨で運用。最大買い増し回数4回以内。CAD/JPYは、当社の都合上検証しておりません。)

(上記の通貨別収益率・期間利益表は、当社の検証結果に基ずいて作製しています。)

エントリーポイント

「FXナンピン手法」では買い増すことをルールとしているため、エントリー位置はそれほど重要ではありません。
しかし、最初のエントリーで効率良く勝てるポイントは存在します。

・仲値の9時55分
仲値とは、銀行の窓口で両替を行う際に、その日の基準となるレートのことです。
基本的に仲値はドル買い円売りとなります。

さらに、ゴトビ(5日、10日、15日)、月末は大量のドル買いが出るため、上昇します。
週初めの月曜日や週終わりの金曜日も上昇傾向が強くなります。

そのため、8時や9時に仲値に向けて、ロングを仕掛けると効率良く上昇します。
最も安全なのは9時20分頃のロングでエントリーです。

・15時にある日経平均株価の引け値が上昇してプラスで終了した時はロングでエントリーします。

日経平均が前日より上昇して15時を迎えた時は、欧州勢の参入の際の参考となります。
そのため、日経平均が上昇している時は15時過ぎに、ロングでエントリーします。

上昇しているかを簡単に知る方法
・15時過ぎのFX社のニュースで確認する方法。
・ロイターのHPで株式のニュースを観覧する方法。
・ヤフーのHPで経済をクリックすると右記画像の画面が表示され確認することが出来ます。

日経平均

・米国の経済指標で重要視されている指標が事前予想より、強い結果となった場合はロングでエントリーします。

重要視されている経済指標とは、ザイFXのHPでAA以上の指標です。
AA以上の経済指標が事前予想より、発表時に強い結果となった場合はロングでエントリーします。

・経済指標や景気動向で大きく下がった後。
ある程度底が堅くなると、それ以上は、下がり切らなくなりレンジ気味に推移します。

その時は反転を意識し、ロングでエントリーします。

最初のエントリーをテクニカルで決める。

・最初のエントリー位置は1時足のMACDを使ってトレードすると、比較的良い位置でエントリー出来ます。
1時間足のMACDがゴールデンクロスし、上昇サインが出ればエントリーします。

しかし、1時間足のクロスが出るまで待っていると時間が掛かるため、セントラル短資の
「FXライブ」があると、簡単な操作でテクニカル指標の条件を設定し、携帯やPCにメール配信することが可能です。
1時間足のMACDがクロスした時はメールで受信することが出来ます。

セントラル短資の口座開設を行うと無料で取引ツールが使えます。
トレードが楽になりエントリー条件が発生するまでの待ち時間が軽減出来ます。

FXライブ

しかし、MACDの勝率は約50%程です。それでも他のテクニカルよりは良い方です。ロングでエントリー後、ダマシにあった時は、買い増すことを想定しトレード下さい。
為替相場が上昇傾向又は下降傾向、どちらの流れが強いかを知る方法

・NYダウが日足で上昇している時は上昇傾向が強い、下降している時は下降傾向が強いと判断します。

NYダウはメタトレーダーやDMMCFDのデモなどでチャートとして、確認出来ます。
その他、ヤフーのHPで経済をクリックするとNYダウや日経平均の画面が表示され確認することが出来ます。

・判断する基準で最も確かなのはFX社のニュースです。
さらに、メール配信をすることによって、いち早く情報を知り、メールを確認するため現状を把握しやすくなります。

メール配信はFXプライムやセントラル短資や外為どっとコムの口座開設をしている会員の方は無料で設定できます。
外為ジャパンでは口座開設していると「fx wave携帯メールサービス」が利用できます。

このサービスは、携帯メールだけでなくPCメールでも登録できます。

fx wave

「fx wave携帯メールサービス」サンプル画像

<ワンポイント>

  • 「エントリーポイント」の内容は、最初のエントリー位置でのみ適応するルールです。
    買い増す際の、エントリーポイントでは、ありません。
  • 最初のエントリー後に、規定のpipsでエグジットが出来た時は、すぐに次のエントリーを始めても構いませんし、もしくは「エントリーポイント」のルールでエントリー位置を見て、新たに始めます。
  • 「FXナンピン手法」は、買い増すことを前提としているため、最初のエントリー位置はそれ程重要では、ありません。そのため、「エントリーポイント」は、参考としてお使い下さい。
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