ナンピン手法

ミニ知識

レバレッジ1倍での資金で2000通貨や5000通貨や様々な設定も買い増す回数を考えて、トレード可能です。

<例>所持金100万円・USD/JPY=100円・2000通貨であれば、5回買い増すことが出来ます。

<例>所持金150万円・USD/JPY=100円・5000通貨であれば、3回買い増すことが出来ます。
1000通貨であれば15回買い増すことが出来ます。状況に合わせて判断し、お使い下さい。

「FXナンピン手法」で初めてトレードする時

初めてトレードする時や慣れないうちは、まずは1000通貨から初めて、徐々にロット数を上げていくことをお勧めします。

さらに100pipsごとに買い増す方がより、リスクは軽減されます。

  • 慣れてきた時はルールを確実に守りつつ、トレード下さい。
  • 収支をチェックし、ノートなどに記録することで現状把握や利益の積み重ねを実感することが出来ます。
  • 買い増す資金が少ない方でも始めは我慢し、徐々に利益を積み重ねて、レバレッジ1倍の資金が新たに増えてから、ロット数を増やして下さい。

長期保有ではAUD/JPYとNZD/JPYを使うと購入平均コストが下がる。

AUD/JPYとNZD/JPY の魅力はスワップ金利が高いことです。
USD/JPYやCAD/JPYでは仮に1万通貨で1年間保有しても数千円にしかなりません。
しかし、AUD/JPYとNZD/JPY では数万円規模になります。

長期保有では、スワップ金利を利用して購入平均コストを下げることが出来ます。

<例>レバレッジ1倍で買い増す資金が無かった場合の例

AUD/JPYを80円で購入後、下落しました。
しかし、買い増す資金が無かったため長期保有せざる得なくなりました。
仮に一年保有した場合は(政策金利4%の場合)32850円になります。

これにより、約77円まで平均コストが下がります。

<例>レバレッジ1倍で買い増す資金が無かった場合の例

USD/JPYを100円で購入後、下落しました。
しかし、買い増す資金が無かったため長期保有せざる得なくなりました。
仮に一年保有した場合は、(政策金利0.25%の場合)3650円になります。

これでは平均コストを十分に下げるまで行かず、さらに長期保有するしか無くなりました。

この様なことからも、長期保有ではAUD/JPYとNZD/JPYが役に立ちます。

(上記は、買い増す資金がなかった場合です。買い増す資金がある場合は、「FXナンピン手法」のルールにより、いち早く抜け出すことが出来ます。)
勝つか負けるか、上がるかは下がるかは1/2なのに負けるのは、何故か。

サイコロ振った時に偶数が出る過去率は1/2です。
同じ様に上がるか下がるかの為替レートなら、勝つ確率も1/2なのに負ける人が圧倒的に多いのは何故でしょうか。

FXで勝ち続ける人は全体の1割程だと聞きます。
一回で10万勝ったという人はいても、毎回勝ち続ける様な人は、いません。
何回と勝っていても結局は最後に大きく負けてしまう人もいます。

では何故か?
レバレッジを掛けて、エントリー後に含み益が増え続けても、どこまでも増やすことが可能です。
逆に、レートが進んでマイナスに落ち込めば、あるポイントで資金が尽きて強制ロスカットされます。
つまり、途中で資金が底を付きてトレードが出来なくなることです。

レバレッジを掛けてマイナス損益を長期に持ち越し、戻るまで待つ事は非常に危険です。

レベレッジが上がるたびに破産する確率が上がる法則。

トレードルールを決め、ロスカットラインを設定してトレードしている場合、レバレッジはそれほど気にすることはありません。
しかし、特にトレードルールを決めない人や損切りラインを決めない人はレバレッジが上がるごとに破産する確率が上がります。
レバレッジが2倍でも100円が50円以下になる可能性は無いとも言い切れません。
実際に2分の1以下になった通貨ペアも多くあります。
そのため、長期保有・ロスカットラインを決めない場合ではレバレッジ1倍でのトレードが必要です。

さらに、通貨ペアも重要です。実体経済に対して価格のレートの高い通貨ペアは暴落した時に二度と戻らない可能性もあります。
スワップに関しても、必ず低金利政策を柱とした国の通貨ぺア(円)を元にします。
長期保有ではスワップがプラスである方がリスクも低く、スワップの積み重ねが期待出来るためです。
このことから「FXナンピン手法」のトレードルールは、リスクも少なく安心してトレード出来ます。

レバレッジ1倍の運用率なら、証拠金の分は考える必要はなし。

USD/JPY・100円で1万ドル購入するのに証拠金が40000円必要だとします。
証拠金の40000円を切った際は、強制ロスカットされるという仕組みだとします。

そうだとすると、104万円必要なのかという計算になりますが、その様なことは気にする必要はありません。むしろ、レバレッジ1倍の証拠金が40000円を切るような事態は=国が破産する様な状況と捉える以外存在しません。

プロの為替ディーラーと個人投資家の違い。

  • 為替ディーラーは銀行などに努め、為替差益を狙ったトレードを行うプロです。
    最前線を行くその人達でさえ絶対に勝てる方法というのは無く勝率5割は当たり前です。
  • 為替ディーラーはデイトレード単位の短期売買を目的とし為替差益を狙うため、長々とポジションは保有せず、損切りは確実に行います。
    だからこそ、買い増しや長期保有で資産を寝かす様なトレードは行いません。
  • 個人投資家がテクニカルを使い、ファンダメンタルズを読み解いても結局は結果に結びつかないことは誰もが経験します。
    個人投資家が利益を得るには相当のテクニックとマーケット情報を駆使し、徹底した損切りとメンタルが必要です。

しかし、その様な方法をしなくても、個人投資家は利益という達成ノルマは存在しないため
レバレッジ1倍の運用率さえ守れば、買い増してゆったりとトレードすることが出来ます。
個人個人投資家の一番の利点は「FXナンピン手法」の様なトレード方法が使える事です。

為替ディーラーの様にハイリスクによる短期売買を行わなくても、ゆったりとトレードを行えることは、ローリスクかつ安定的に利益が継続されます。

一日の為替レートの変動幅を考慮する。

  • USD/JPY・・・1日のUSD/JPY為替レートは、平均100pips程の中を上下に推移します。
    その中で100pips、200pipsの値幅を取るのは至難です。
    そのため、50pips程の値幅を取るつもりでエントリー後のエグジットを決める方が無難です。
  • AUD/JPY・・・AUD/JPYはUSD/JPYより、変動幅も大きく。100pips、200pips変動します。そのため、50pips以上又は100pips以上程の値幅を取るつもりでエントリー後のエグジットを決める方が無難です。
  • CAD/JPY、NZD/JPY・・・基本的にUSD/JPYと同じぐらいの値幅を取るつもりでエントリー後のエグジットを決めます。

その他、GBP/JPYは3円、4円動く時が普通に有りますので、買い増しを仕掛けても資金間に合わず、リスクが高いため、「FXナンピン手法」では、使いません。

「FXナンピン手法」では、この様な1日の変動幅に基づいて、買い増しするpipsのルールを定めています。そのため、トレードルールが機能します。

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